担当スカウトの小川監督も感動 「リーチ後は強攻策」と腹くくる

[ 2012年5月5日 06:00 ]

広島戦の2回、通算2千安打を放ち、小川監督(左)から花束を受け取るヤクルト・宮本(中央)

セ・リーグ ヤクルト8-4広島

(5月4日 神宮)
 記録達成の瞬間、ヤクルト・小川監督は、ベンチから一塁ベースに歩み寄り、宮本に花束を手渡した。「決めてくれて良かった。制約のある打順での2000という数字は凄い」。

 宮本がプリンスホテルからプロ入りした当時、小川監督はスカウトだった。日本ハムに移籍した稲葉とともに担当選手だっただけに「たまたま縁があった。自分が携わった人が大記録を達成してくれて」と喜びをかみしめた。記録達成となった2回無死一塁の場面。バントのサインは出さなかった。「リーチをかけてからは、どんな状況でも打ってほしいと腹をくくっていた」と強攻策を決めていたことを明かした。

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2012年5月5日のニュース