和田監督 采配的中!「いずれトリを一番にと思っていた」

[ 2012年5月5日 17:26 ]

セ・リーグ 阪神2―1巨人

(5月5日 甲子園)
 5連敗中の阪神・和田監督は、前日に続いて打線改造に着手した。開幕から3番を打っていた鳥谷を1番に起用。「足もあるし、出塁率も高い。リードオフマンとしての素質もあるからいずれトリ(鳥谷)を一番にしたいと思っていた」とかねてからの構想を実現させた。

 不振にあえぐチームの主砲・新井も前日の6番から5番に変更。守備でいいプレーを見せた新井は、その直後の打席で決勝ソロ本塁打を放った。

 継投策も8回の1死満塁のピンチで「今一番良い」という筒井に賭け、見事無失点で切り抜けた。

 ゴールデンウィークに入り、5連敗を喫して貯金がなくなった。それでも「今日からもう一回開幕のつもりで」と和田監督は9回のマウンドに上がった藤川に自らボールを手渡し。甲子園に詰めかけた約46000人の大観衆の前で、しびれる試合を制した。

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2012年5月5日のニュース