不振の坂口スタメン落ちもオリックス打線上向かず

[ 2012年5月5日 06:00 ]

パ・リーグ オリックス2-9日本ハム

(5月4日 札幌D)
 岡田オリックスが投打で圧倒され、日本ハム戦5連敗を喫した。腰痛から復帰して4月1日以来の先発マウンドに立った寺原が、2回2/3で5失点KO。投手陣は今季最多の被安打15で今季最多タイの9失点し、不振の坂口をスタメンから外す打線のテコ入れも機能しなかった。一昨年9月19日の同戦で始まった坂口の連続試合フル出場は、179で止まった。

 初回の攻撃がすべてだった。今季初めて1番で起用された梶本が右翼線二塁打で出塁。続く大引が四球で好機を広げたが、後藤、李大浩(イデホ)、バルディリスが凡退して先制機を逸した。岡田監督は「初回よ、初回。あそこでポンと1本出てたら、全然流れが違う」と中軸をバッサリ切り捨てた。

 プロ初完封を許した4月20日から斎藤に2試合連続で白星を献上。6回に1点を挙げたが、対斎藤の連続無得点は昨年10月12日から20イニング続いた。試合前練習で指揮官から指導を受けた坂口は途中出場で2打席とも二ゴロ。「状態を上げるしかない」と前を向いた。

 ▼オリックス・寺原(先発で2回2/3を5安打5失点)連戦でみんなが疲れている中、こういう投球をして情けない。

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2012年5月5日のニュース