斎藤大量援護で笑顔なし4勝目「自分だけの力ではない」

[ 2012年5月5日 06:00 ]

<日・オ>3回を投げ終え、グラブを叩いてベンチに戻る斎藤

パ・リーグ 日本ハム9-2オリックス

(5月4日 札幌D)
 打線の援護に助けられ、7回を2失点にまとめた日本ハムの斎藤が4勝目をつかんだ。制球に苦しんだ初回を無失点で切り抜けると、3回に味方が大量5点の援護。「あの3ランで助けてもらった」と、先制弾の中田に感謝した。

 7回には1死一、三塁から李大浩をスライダーで注文通りの三ゴロ併殺打に打ち取りマウンドを降りた。7回まで110球を要し、被安打は9本。決して満足のいく内容ではなく、チームの連敗を止めても「自分だけの力ではない。9回まで投げられるようにならないといけない」と笑顔はなかった。栗山監督も「エースとして2点取られるのはダメ。まだまだですね」と求めるレベルは高い。この日の勝利で通算10勝目。次回は再び中5日で10日のロッテ戦(QVCマリン)に先発する。「まだまだ上を目指して頑張りたい」という言葉通り、白星を積み重ねていく。

 ▼日本ハム・中田(3回に左越え3ラン)しっかり捉えたのでいったと思いました。声援が背中を押してくれて、打席の中で気合が入ります。

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2012年5月5日のニュース