各地で延長 横浜はサヨナラ勝ち、兵庫大会は引き分け

[ 2011年7月29日 16:09 ]

第93回全国高校野球選手権・地方大会決勝

(7月29日)
第93回全国高校野球選手権は29日、5地区で決勝戦が行われ、2地区が延長戦にもつれ込む熱戦に。神奈川は横浜が延長10回で桐光学園に2-1でサヨナラ勝ちし、兵庫は東洋大姫路と今春のセンバツに出場した加古川北が15回で引き分け再試合となった。

 兵庫は東洋大姫路が原、加古川北が井上と共に評判の好投手が先発。7回に東洋大姫路が1点先制すると直後に加古川北が同点に。9回にも1点ずつ取り合い、その後は2-2のまま両者譲らず引き分けとなった。

 神奈川は横浜、桐光学園両校の投手が好投し、1-1のまま延長へ。10回裏に2死から3連打を放った横浜がサヨナラ勝ちを決め、3年ぶり14回目の甲子園を勝ち取った。

 静岡は春夏通じて初めての甲子園出場を狙う磐田東と、選手権にこれまで21回出場している名門・静岡が対戦。静岡はエースの原崎が1失点で完投し、3-1で勝ち、8年ぶり22回目の出場を決めた。

 三重も初めての甲子園出場を目指す津西と、1988年以来の出場を狙う伊勢工が対戦。3回までに6点を奪った伊勢工が追撃を振り切り、9-5で勝ち23年ぶり2回目の夏切符を手に入れた。

 福井は福井商と福井工大福井の強豪同士の対決。先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点した福井商が8-1で快勝し、2年連続21回目の夏制覇となった。

続きを表示

2011年7月29日のニュース