5回イッキ6点!八幡商、逆転5年ぶり聖地

[ 2011年7月29日 06:00 ]

<滋賀大会 八幡商・北大津>5年ぶりの甲子園出場を決めた八幡商ナイン。一番左が池川監督

滋賀大会決勝 八幡商6―4北大津

(7月28日 皇子山)
 八幡商が5回に6点を奪い、昨夏代表の北大津を逆転。5年ぶりの出場を決めた。3点を追う5回1死三塁で、田中がセーフティースクイズ。北大津のエース岡本の野選を招き、高森の右前打を挟んだ一、三塁から再び竹井が一塁線に絶妙なセーフティースクイズを転がした。

 さらに5番・遠藤の2点三塁打など、大技小技で逆転。池川準人監督は「苦しい展開でしたが、あそこは足を絡める野球ができました」と胸を張った。週に1回、場面を想定した30分のバント練習を実施。5回の攻撃前には、OBである指揮官自ら「オレの時(90年)も、決勝で3点差をはね返したんや」とゲキを飛ばした。選手がそれに応えての勝利だった。

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2011年7月29日のニュース