八木コーチらが死を惜しむ「繊細なところがあった」

[ 2011年7月29日 11:55 ]

 剛球投手として活躍した伊良部秀輝氏の死去に29日、阪神時代のチームメートらが死を惜しんだ。

 兵庫県西宮市の鳴尾浜球場では、伊良部氏とともに2003年の阪神のリーグ優勝に貢献したメンバーが驚きの表情を見せた。藪恵壹2軍投手コーチは「びっくりした。原因は分からないようだが、本当に残念の一言。超一流。本当に素晴らしい投手だった」と話し、八木裕2軍打撃コーチは「すごく繊細なところがあった」と振り返った。

 米大リーグ、ロイヤルズなどでプレーし、関西独立リーグの神戸で投手兼任として活躍するマック鈴木監督も、ショックを隠せなかった。大リーグ時代は、よく食事をともにした仲。「先発する前の日は緊張して眠れないと言っていた。それで酒を飲むんだって」と豪快なイメージの裏に隠された繊細な一面が思い出されるという。「何でなんですかね」と話した。

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2011年7月29日のニュース