ボビーもショック 「最高レベルの投手だった」

[ 2011年7月29日 10:06 ]

 ヤンキースなど米大リーグの3球団で投手として活躍した伊良部秀輝氏の死去をAP通信は至急電で報じるなど、28日の米メディアは日本人元大リーガー死亡のニュースを相次いで報じた。

 AP電はロッテ時代の1995年に監督だったボビー・バレンタイン氏の「(驚いて)気分が悪くなった。彼はこれまで見てきた中で最高レベルの投手だったし、大リーグへの道を切り開いたパイオニアの一人」とのコメントを伝えた。

 ヤンキースからエクスポズ(現ナショナルズ)、レンジャーズと渡り歩き、34勝35敗の成績を残した伊良部氏のメジャーでの経歴を追うとともに、現在ヤンキースを率いているジョー・ジラルディ監督が捕手を務め、初勝利を挙げたヤンキースでのデビュー戦が最も輝いていた瞬間だったろうと結んだ。

 ヤンキースは28日に「深い悲しみを禁じ得ない。ピンストライプのユニホームを着た選手は全員が永遠にヤンキースのファミリー」との声明文を発表した。(共同)

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2011年7月29日のニュース