隠岐の島選抜が“離島最強” 種子島に延長勝ち

[ 2010年8月21日 12:10 ]

 全国の離島から球児が集う「第3回全国離島交流中学生野球大会」の決勝戦が21日、鹿児島県種子島の南種子町であり、島根県・隠岐の島選抜の隠岐の島あんやらーずが種子島中学校(鹿児島県西之表市)を5―3で下し、優勝した。

 試合は1―1のまま延長戦に入ったが、両チームとも点が入らず、規定で10回からはノーアウト満塁で始まった。10回表に隠岐の島選抜が4点を入れ、その裏に種子島中学校も2点を返したが、及ばなかった。

 大会は、全国の離島を訪れ、子どもたちに野球を指導している元プロ野球ロッテ投手の村田兆治さん(60)が「離島同士で交流し、島おこしをしてほしい」と提唱して始まった。この日は、プロ野球OBでつくる「まさかりドリームス」の野球教室や、親善試合も実施。

 北海道、三重、長崎など9都道県から計17チームが参加した。

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2010年8月21日のニュース