福留「自分の形で打っている」8月4度目マルチ

[ 2010年8月21日 08:26 ]

 カブスの福留孝介外野手は20日、シカゴでのブレーブス戦に「1番・右翼」で出場、4打数2安打だった。内容は中前打、右直、一直、左越え二塁打で打率は2割6分2厘。試合は3―5で敗れた。

 福留が2安打を放ち、今季19度目の複数安打を記録した。「自分の形でしっかり打っている」と打撃の好調さを印象付けた。

 1回は中前打。7回は自打球を当てたすねの痛みに顔をしかめながらも「風もあったし伸びるところ」と左翼フェンス直撃の二塁打を放った。

 右翼の定位置は、実力で奪還したようだ。月間4度の複数安打は5月以来で、8月の打率は3割を超えている。若手選手の台頭で、代打や守備固めが多かった時期もあったが、福留は「試合に出ようが出まいが、準備はずっとやってきたからね。それはこれからも変わらない」と話した。

 自身は上向きだが、チームは5連敗。9回に3四球から3点を失い、逆転された味方投手には「ストライクが入らなければ野球にならない」と、がっかりした表情を見せた。(共同)

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2010年8月21日のニュース