合言葉は「一二三を助ける」!東海大相模11得点

[ 2010年8月21日 06:00 ]

6回2死一、三塁、左翼線タイムリー二塁打を放ち、塁上で吠える東海大相模・大城卓

 【準決勝 東海大相模11-7成田】東海大相模は一二三の乱調を打線が救った。好投手の中川相手にも「絶対に一二三を助ける」を合言葉に、全員の19安打で11得点の猛攻を見せた。

 門馬監督の「疲れでスライダーは甘くなる。ベルト付近に来る」というアドバイスを実践。準々決勝の九州学院戦で4打点した4番で一二三の女房役・大城卓も3安打5打点と大暴れ。「絶対に(走者を)還す強い気持ちがあった」と胸を張った。沖縄出身で一塁の大城建は双子の兄。中学卒業後にともに神奈川県の東海大相模に進学した。一塁側応援席に陣取った親せき約20人の前で活躍した大城卓は故郷・沖縄の興南相手の決勝戦に「一層気持ちが入ります」と意気込んだ。

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2010年8月21日のニュース