同点3ラン!決勝弾!鳥谷打てば巨人戦10連勝!

[ 2009年9月17日 06:00 ]

<巨・神>7回無死、鳥谷は2打席連続ホームランを放ち舌をペロリ

 【阪神7―6巨人】巨人戦になると阪神・鳥谷は手が付けられなくなる。自身初の2打席連発で、今季18本塁打のうち7本が巨人相手。鳥谷に本塁打が出た巨人戦は07年から10連勝だ。

 「積極的にいったのがホームランにつながった。CSに向けて一戦も落とせないのできょうの勝ちは大きかった」
 チームに力を与えたのは3点を追う5回1死一、二塁。右の木村正から、左の藤田に代えた巨人ベンチをあざ笑うかのように、狙っていたカットボールを左中間席へ運んだ。「しっかりと自分のスイングができている時に飛んでいく」という左方向への大きな一発。苦しい展開を一振りで打破して流れを呼び込んだ。
 チームを勝利へと導いたのは同点の7回だ。野間口の7球目。低めの直球を右中間席ギリギリに運ぶ18号ソロに「ラッキー」と控えめに喜んだ。「直球一つでもいろいろある」と打撃練習中に足の上げ幅を変えてタイミングをとる。この打席でもファウルを重ねることでタイミングを合わせ、最後に仕留めた。
 フランチャイズ制となった1952年以降では初めて巨人に5カード連続で勝ち越しを決め、巨人の完全優勝は阻止して意地を見せた。「面白い試合だった。なかなか巨人との打ち合いに勝てることもないんでね。鳥谷?いいところで打ってくれた」と真弓監督。逆転優勝は厳しくても日本一のチャンスはある。目標が見えている今の阪神は強い。

 ▼阪神・藤川(連投の藤川は9回3者連続三振)肩が張っていた。力が入らんかった。連投?これが阪神の勝ち方。

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2009年9月17日のニュース