西武13度目サヨナラ負け…渡辺監督「情けない」

[ 2009年9月17日 00:45 ]

 【西武2―3ロッテ】西武は大沼の暴投でのサヨナラ負けという失意の幕切れ。渡辺監督は「1人で野球をやって…。使ったおれが悪いが…。最後はああいう形になり、自分の中で自分が情けない」と、やりきれないといった表情を見せた。

 2―2の9回に登板した大沼は大乱調だった。3四死球(1敬遠を含む)などで1死満塁のピンチを招く。ここでベニーに投じた初球の変化球が低めに外れ、捕手がはじいてホームベース後方に転がった。右腕は救援で7敗目。期待を裏切り続け「みんなに申し訳ない」とうなだれた。
 体調不良の石井一に代わり、許銘傑が今季初先発。7回途中2失点と踏ん張ったが、今季13度目のサヨナラ負け。不名誉な数に、渡辺監督は「うちの後ろ(救援陣)の状況を物語っている」と声を絞り出した。ショックの残る敗戦で、2ゲームに詰めた3位楽天との差は、一夜で「3」に逆戻りした。

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2009年9月17日のニュース