西武　ＣＳ前に全員参加“ミニキャンプ”

移動中の羽田空港で笑顔を見せる渡辺監督

　優勝マジックを５としている西武の渡辺監督がリーグ戦終了後、宮崎・南郷で１軍メンバー全員参加の“ミニキャンプ”を行う方針を打ち出した。２軍選手育成が目的のフェニックスリーグ（宮崎、１０月７～２３日）に１軍選手を出場させ、クライマックスシリーズ（ＣＳ）に向けて万全の体制で臨む。

　現時点で最終戦は同１日のロッテ戦。リーグ優勝すればＣＳ第２ステージは１０月１７日からと２週間以上実戦から遠ざかるとあって「南郷で１軍全員でキャンプを張ってそこから試合に出た方が早い」。フェニックスリーグ開幕の７日から１週間程度のミニキャンプを行う考えだ。２０日からは敵地でソフトバンク戦。渡辺監督は「この２連戦でマジックを３までは減らしておきたい」と気を引き締めていた。