高橋監督「ウソだろ~」中大打線爆発!

[ 2008年9月20日 06:00 ]

<日大・中大>2回の攻撃前に選手に指示を与える中大・高橋監督(左端)

 東都大学野球第2週最終日は19日、神宮球場で3回戦2試合が行われた。第2試合は元巨人の高橋善正監督(64)率いる中大が日大に勝利。14季ぶりの2カード連続勝ち点で首位に立った。第1試合は今秋ドラフトで広島の1位指名が確実な亜大・岩本貴裕外野手(4年)が先制2号ソロを放ち青学大を下した。

【日程と結果


 【中大9―4日大】中大は12安打9得点と打線が爆発して連勝。高橋監督は「ウソだろー。タイムリーが出ないチームなのに。残りのカードで1点も入らないんじゃないか」と驚きを隠せなかった。1点を追う7回2死一、二塁から志田が中前適時打を放つと、四球を挟んで3連続適時打。打者10人の猛攻で6点を奪って逆転した。今季6戦目で初の2ケタ安打。ここまで3勝1敗1分けながら最多得点が2点のと貧打に泣いたのがウソのように打線がつながった。
 01年秋以来14季ぶりの2カード連続勝ち点獲得で、04年秋に優勝して以来の単独首位に立った。次戦30日は4連覇を狙う東洋大戦。その翌週には亜大戦が控える。指揮官は「選手は優勝したいらしい。監督の目標は入れ替え戦を避けることだけど」と話しながらも「2強に付け入りたい」と色気を見せていた。

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2008年9月20日のニュース