グライシンガー不調も粘投!2年連続16勝

[ 2008年9月20日 06:00 ]

<巨・神>6回2死一塁、グライシンガーが一塁へけん制球を投げる

 【巨人6―4阪神】調子が悪くてもきちんと試合をつくる。巨人のグライシンガーがリーグトップの16勝目。最多勝に輝いた昨季に並ぶ勝ち星にも「球を低めに集めることに苦労した。6回の2失点は2死からなので悔やまれる」と反省が口をついた。

 首位攻防戦の初戦に合わせて中7日の登板。「中5日がベスト」と言い切る右腕は調整に苦労した。そのせいかボールは本来の切れを欠いたが、2回2死三塁のピンチでは大飛球を右翼手の高橋由がフェンス手前でジャンピングキャッチ。好守と味方の援護にも恵まれ、一度もリードを奪われずに7回3失点。これで今季の阪神戦は5試合で4勝1敗、防御率1・80となった。原監督は「本来の力からすれば70点だけど、7回を投げきったのはナイス」とちょっぴり辛口の評価だったが、それも期待が大きい証拠だ。

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2008年9月20日のニュース