佑ちゃん今秋1勝目 早大が大勝/東京六大学野球

[ 2008年9月20日 11:04 ]

<東大・早大>9回、ベンチでチームの猛攻に拍手を送る早大先発・斎藤佑

 東京六大学野球秋季リーグ第2週第1日は20日、神宮球場で行われ、2季ぶりの優勝を目指す早大と立大が先勝した。

 早大は16安打の猛攻で、東大を16―0と圧倒した。先発のエース斎藤佑は8三振を奪い、6回を2安打に抑えて今季初勝利、通算12勝目をマークした。
 立大は1点を追う3回に打者9人の攻撃で4点を挙げて逆転。仁平が6安打に抑えて完投し、法大を5―3で下した。

 ≪斎藤佑「点数は半分」≫早大の2年生エース斎藤佑が、6回を2安打に抑えて今季初勝利を挙げた。
 140キロ台前半の直球を主体に8三振を奪い、危なげなかった。「全力で投げた。変化球の制球がもうひとつで、喜べる投球ではない。点数は半分ぐらい」といつものように冷静だった。
 優勝を逃した今春は、3勝と不本意な成績に終わった。王座奪回の鍵を握る右腕は「挑戦者の気持ちで戦う。自分の投げる試合はすべて勝ちたい」と静かに闘志を燃やした。

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2008年9月20日のニュース