ノーヒットノーラン男、今度は2回持たずKO

[ 2008年9月20日 08:58 ]

 【カブス6-12カージナルス】ブルワーズの結果次第で地区優勝が決まるかもしれない試合に、カブスは6―12で大敗した。エースのザンブラノが立ち上がりから崩れ、優勝決定は持ち越しとなった。

 ザンブラノは1回に満塁本塁打を浴びるなど、8失点。2回途中で降板した。前回登板で無安打無得点試合を達成した右腕は身内を亡くして母国に帰っていたそうで、調整不足がこたえた。
 エースのやる気をくんで先発させたピネラ監督だが、中盤には主力を交代させ、勝利をあきらめた格好。10点差の8回には福留が代打で中前適時打を放ったが、試合の大勢に影響はなかった。
 圧倒的優位は変わらない。ピネラ監督はライバルの結果を気にせず「あと2勝すればいい。誰でも分かることだ」。周囲のはやる気持ちを抑えるような口ぶりだった。(共同)

続きを表示

2008年9月20日のニュース