【バレー】東レ静岡 “オレンジデー”を勝利で飾る CS進出崖っぷちも全力尽くす

[ 2026年3月29日 04:30 ]

2連勝を飾り、ハイタッチで喜ぶ東レ静岡のメンバー
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 SVリーグ8位の東レ静岡が6試合続くホームでの初戦を飾った。9位のV北海道をフルセットで撃破して2連勝。サーブ&ブロックがさえたOH重藤トビアス赳(25)に加え、OPのポジションが定着した山田大貴(24=清水桜が丘出)ら攻撃陣が最後まで奮起した。静岡県の県章や県旗に使用される、オレンジ色にちなんだ“オレンジデー”。今季2試合目のユニホームでスタンドに歓喜を届けた。

 足の長いサーブがエンドラインを越えた瞬間、通常のブルーではなくオレンジの勝負服に身を包んだメンバーが歓喜の輪になった。楽勝ペースが一転、終わってみれば2時間18分のフルセットでの激闘。振り返ればなかなか勝てなかったホーム戦だ。2896人が集った東レ静岡ファンを含め、観客が喜んでくれれば良かった。

 「特別なユニホームを着た時は勝てていなかったのでうれしい」
 アタック決定率50%をマークするなど、両チーム最多26得点を叩き出して貢献したOP山田が安堵(あんど)の表情を浮かべた。バレンタインデーと重なった前回“オレンジデー”の2月14日は、WD名古屋にストレートの完敗。とにかく勝ちたかった。第2セットまでは完璧。重藤のブロックやサービスエースなどが決まり、流れは完全にストレート勝利だった。しかし、後がなくなった相手に追い付かれた。苦闘してきた今季のチームを象徴していた。

 チャンピオンシップ(CS、上位6チーム)進出に向け、首の皮1枚どころか半分もつながっていない状況だ。きょう29日、6位の広島がVC長野に勝てば望みは絶たれる。理解した上で重藤は「ファイナルへの望みを自分たちで消滅させないように、しっかり(残り)ホーム5戦に勝ちます」と強調。「拍手が自然と起きるようなプレーをしないといけないと思っています」と粘り強く最後まで諦めない姿勢で戦う姿を約束した。

 V北海道に連勝なら今季初の3連勝。CS進出に関係なく、今度は本来の東レブルーで会場のバレーファンを魅了する。

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