琴錦以来の2度目平幕Vへ琴勝峰2敗死守 優勝争い霧島に1差ピタリ

[ 2026年3月20日 05:30 ]

大相撲春場所12日目 ( 2026年3月19日    エディオンアリーナ大阪 )

義ノ富士(左)を破った琴勝峰(撮影・亀井 直樹) 
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 今場所の琴勝峰は落ち着いている。「圧力をかけられた」と立ち合いから義ノ富士を突き起こした。相手の動きを冷静に見ながら前進してくるところをタイミング良くはたき込み。前回敗れていた若武者を破り、「ちょっと攻め込まれたけど、タイミングが良かった」と冷静に振り返った。

 東前頭15枚目で初優勝した昨年名古屋場所以来の2桁勝利だ。無心で挑んで賜杯を手にしたが、秋場所以降はズルズルと連敗することが多かった。今場所の好調の要因に「焦り過ぎないようになった。時間がたって少しずつなってきたって感じ」と精神面の成長を挙げる。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)も「名古屋場所で優勝した時よりも落ち着いているかなと思う。ちゃんと相手を見ながら相撲を取れている」と目を細める。

 場所中の夜は湯船に漬かるのが日課。普段は5~10分程度だが、銭湯に行く際は水風呂との交代浴で約30分間みっちりと漬かるという。心身ともに疲れてくる終盤戦。リラックスして本場所に臨み「体の反応がいい」ことも安定感のある成績につながっている。

 首位の霧島を1差で追う。過去に平幕で2度優勝しているのは琴錦しかいない。熾烈(しれつ)な優勝争いについて「あと3番もある。まだまだ分からない」と平常心を貫く。13日目は同学年でもある豊昇龍との対戦が組まれ「挑戦者の気持ちで思い切りいきたい」と力強く語った。

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