炎鵬、5勝目に大歓声!大ケガから奇跡の関取復帰へ…本場所1031日ぶり大銀杏で「凄く大きな一勝」

[ 2026年3月19日 05:30 ]

大相撲春場所11日目 ( 2026年3月18日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所11日目>荒篤山(左)を破って5勝目を挙げた炎鵬(撮影・北條 貴史)
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 元幕内で人気力士の東幕下4枚目・炎鵬(31=伊勢ケ浜部屋)が西十両14枚目の荒篤山(32=荒汐部屋)を突き落としで破り、5勝目を挙げた。脊髄損傷の大ケガから奇跡の関取復帰へ大きく前進。幕内経験者が序ノ口転落を経て再十両昇進なら史上初となる。幕内では、関脇・霧島が平幕・豪ノ山との1敗対決を制し、単独トップに立った。

 炎鵬が、本場所では23年夏場所以来1031日ぶりの大銀杏(おおいちょう)姿で土俵に上がった。「うれしいような、懐かしいような、恥ずかしいような、いろいろな感情があった」。過去6戦全勝と合口のいい荒篤山戦。立ち合いから低く当たり、「自然と体が動いた」とタイミング良く突き落とした。

 何度も立ち上がってきた。23年夏場所中に脊髄損傷の大ケガを負い、一時は寝たきりになった。1年間の休場を経て序ノ口から再起も、昨年名古屋場所中に左腓骨(ひこつ)の剥離骨折で途中休場。さらに先場所は左足首も骨折した。場所前は通院での治療に努めながら調整。相撲を取る稽古はほとんどできなかった。それでも「まだまだ心は燃えている。まだまだやれる」と気持ちを奮い立たせ、今場所も土俵を沸かせている。

 ファンから「必ず帰ってこい!」など大歓声を浴び、3連勝で関取復帰が近づく5勝目。「凄く大きな一勝」とかみしめた。「最後まで何があるか分からない。あと一番、死ぬ気で何してでも勝ちたい」。勝負の7番相撲へ闘志を燃やした。

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