安青錦 綱獲りピンチ…痛恨2敗目「また切り替えて」自ら取材を打ち切る

[ 2026年3月12日 05:10 ]

大相撲春場所4日目 ( 2026年3月11日    エディオンアリーナ大阪 )

美ノ海(左)に敗れた安青錦(撮影・亀井 直樹)
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 綱獲りの大関・安青錦は平幕・美ノ海に寄り倒され、痛い2敗目を喫した。1958年の年6場所制以降に誕生した31人の横綱で序盤5日目までに2敗したのは59年春場所の朝汐(後の朝潮)ただ1人。早くも黄信号がともった。横綱・豊昇龍は平幕・藤ノ川に、はたき込まれ初黒星。大関・琴桜も関脇・高安に寄り切りで敗れ、横綱、大関が総崩れとなる波乱となった。

 綱獲りを目指す安青錦がピンチを迎えた。美ノ海を土俵際まで追い込んだが、うまく回り込まれた。相手に下からあてがわれて中に入られ、寄り倒された。新入幕だった昨年の春場所初日でも敗れていた相手。支度部屋では珍しく「また切り替えて、明日から頑張りたい。ありがとうございました」と自ら取材を打ち切った。

 4日目での2敗は新三役に昇進した昨年秋場所以来。58年の年6場所制以降、序盤で2敗しながら昇進したのはその後、13勝まで伸ばした第46代横綱・朝汐だけ。4日目までに2敗以上を喫してからの優勝も17年秋場所の日馬富士以降、例はなく3場所連続Vに暗雲が漂う。八角理事長(元横綱・北勝海)は「美ノ海に合わせるのではなく、圧倒しないと駄目。(2敗目に)精神的なものだろう」と指摘した。

 場所前は師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)と相談しながら調整。荒汐部屋への出稽古や一門外から時津風一門の連合稽古に参加するなど、精力的に相撲を取る稽古を積んだ一方、出稽古の間に休日を設けるなどメリハリをつけたが、現状は苦しい序盤を強いられている。5日目は2日連続金星獲得と「荒れる春場所」を演出している藤ノ川が相手。史上最速となる双葉山、照国以来の大関2場所通過など記録ずくめの昇進へ、連敗は絶対に許されない。

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