【スノボ】戸塚優斗が貫禄の1位通過「凄いなと思ってくれればハッピー」人気拡大へにじむ五輪王者の自覚

[ 2026年3月6日 17:11 ]

スノーボードW杯ハーフパイプ第6戦予選 ( 2026年3月6日    札幌市ばんけいスキー場 )

予選1本目に臨む戸塚(撮影・光山 貴大)
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 10年ぶりとなる日本開催のW杯は、当初の予定を1日早めて予選が行われ、男子は2月のミラノ・コルティナ五輪王者の戸塚優斗(ヨネックス)が91・50点の1位で、8日の決勝進出を決めた。

 公式練習は前日の1日だけ、この日も湿雪が降る悪条件に見舞われたが、五輪王者となった戸塚は「板が走らなかったが、うまくカバーでいた。今日できるベストは出せた」と振り返った。

 1回目から五輪決勝と同様、5発の技全ての回転方向が異なる引き出しの多さと高さを見せ、ただ1人90点台(90・00点)をマーク。2回目は3発目の技を1回転多く回し、91・50点と持ち点を更新。決勝に向けては「トリプル(コーク1440)を入れられれば。もう少し板が走って、壁が良かったらいけると思う」と語った。

 14歳だった10年前のW杯は観客の1人として、青野令や片山来夢の滑りを見て目を輝かせていたという戸塚。10年経過し、五輪金メダリストとして地元の小学生を含む約1100人の観客に見守られる中で滑り、「頑張ったな、ここまで上がってきたなと思う」と感慨深げに語る。

 今大会はイラン情勢悪化の影響で、海外選手の参戦はわずか4人のみ。ややさみしい顔ぶれだからこそ、五輪王者として盛り上げたいとの思いは強い。「見て凄いな、面白そうだなと思ってくれれば、それだけでハッピー。(決勝も)楽しんでもらえればうれしい。五輪でも見たやつ(技)だと思ってくれれば」と、ハーフパイプの魅力を伝える滑りを約束した。

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