【スノボ】平野海祝 兄・歩夢と共に30年冬季五輪へ意欲「新しい平野海祝を一から作り上げられたら」

[ 2026年3月6日 18:51 ]

スノーボードW杯ハーフパイプ第6戦予選 ( 2026年3月6日    札幌市ばんけいスキー場 )

予選2本目に臨んだ平野海(撮影・光山 貴大)
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 10年ぶりとなる日本開催のW杯は、当初の予定を1日早めて予選が行われ、男子で22年北京五輪代表の平野海祝(TOKIOインカラミ)は73・50点の6位で、8日の決勝進出を決めた。

 湿雪が降る悪条件の中でも、平野海は自身の滑りを貫いた。一発目に板の後ろ側を背中側でつかみ、体を反らせる「メソッドエア」を披露。1回目は着地位置が合わず転倒したが、2回目はその後の技もつないで73・50点。「結構いい声援をもらえた。2本目はその声援をパワーに変えて、日本の皆さんにお見せしたいという思いで滑った」とうなずいた。

 平野海は兄・歩夢と兄弟同時出場した北京五輪で9位。この時も一発目のメソッドエアで、世界記録とされる7・4メートルの高さをマークし、大きな話題を呼んだ。先週に行われた招待大会「ザ・スノーリーグ」では7・67メートルをマークし、4年ぶりに更新。パイプのサイズが小さい今回は、そこまでの高さは出なかったものの、「大きなエアと、他の人には出せないような自分なりのスタイルで、納得のいく演技ができた」と話した。

 この4年間は足首の故障などに苦しんで結果を残せず、2大会連続の五輪出場を果たせなかった。「必死に頑張ってきて五輪に行けず、落ち込んだ時期もあった」というが、同じく1月の転倒で骨盤骨折などのケガを負いながら、2月のミラノ・コルティナ五輪に出場した兄・歩夢の応援のためにイタリアへ。「本当は見に行きたくないくらい悔しかったが、見に行って良かった。やる気が戻ってきた」と再び競技への意欲を取り戻したという。

 兄・歩夢は前日、出場すれば5大会連続となる30年冬季五輪への出場意欲を示したばかりだが、「全然(意欲は)ある。4年後に“新しい平野海祝、またこんなことできたんだ”と思ってもらえるようなものを、また一から作り上げられたらなと思う」と言及。唯一無二の高さとスタイルを作り上げ、30年大会を目指す。

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