【Sスケート】日本女子、団体追い抜き銅!高木美帆は通算10個目メダル 日本は冬季五輪最多19個目

[ 2026年2月18日 05:30 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 スピードスケート女子団体追い抜き ( 2026年2月17日    ミラノ・スピードスケート競技場 )

<ミラノ・コルティナ五輪 スピードスケート女子団体追い抜き>銅メダルを獲得し観客の声援に応える(右から)佐藤綾乃、野明花菜、高木美帆、堀川桃香(撮影・小海途 良幹)
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 団体追い抜きが17日に行われ、高木美帆(31=TOKIOインカラミ)佐藤綾乃(29=ANA)堀川桃香(22=富士急)野明花菜(21=立大)の日本女子は準決勝でオランダに敗れ、3位決定戦では米国に勝って銅メダルを獲得した。3大会連続の表彰台。高木は今大会3個目、通算10個目のメダル獲得となった。日本選手団の今大会のメダル獲得数は19となり、前回22年北京五輪の18個を上回り、冬季五輪史上最多となった。

 日本のお家芸である団体追い抜きが、またもメダルを積み上げた。18年平昌大会から3大会連続の表彰台。準決勝では強豪オランダにリードしながら、ラスト半周でかわされ0秒11差で敗れた。3位決定戦では米国を退け、メダルは譲らなかった。

 アプローチを変えた。従来は3人固定で一糸乱れぬ動きを追求したが、個々の能力値も上がったことで複数隊列にチャレンジしてきた。今大会は予選、準決勝と高木、佐藤、堀川。3位決定戦は高木、野明、佐藤の隊列で挑み、疲労と役割を分散した。

 銀メダルだった22年北京五輪後、高木が「チーム・ゴールド」を立ち上げた。そこに、金メダルを獲得した18年平昌五輪から隊列を組む佐藤が合流。今季から堀川も加わり、ともに練習することで連係も深まっていった。

 リンク外でも結束を強めた。大黒柱の高木はオフ期間のオランダ遠征で堀川とアパートで共同生活。ジブリ映画の「もののけ姫」を一緒に観賞したり、ジグソーパズルを2人で完成させるなど絆を深めた。堀川は「いろいろ話して、良い時間になりました」と話した。

 事前合宿地のドイツでは高木と新加入の野明が同部屋。「五輪にビビってます。どうしたらいいですかね」と初出場の野明が打ち明けると、高木は「五輪だからそうなるよね」と共感。不安な思いや滑りの意識などを自分の言葉で伝えた野明は「うまくくみ取ってくれた」と心が晴れた。

 高木、佐藤という屋台骨に、堀川、野明という新たな才能も加わって獲得した銅メダル。2大会ぶりの王座奪還はならなかったが、しっかりメダルを持ち帰った。

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