【スノーボード】三木つばき、五輪金へ前哨戦V!8週間ぶりトンネル抜けた「自信につながる」

[ 2026年2月2日 05:00 ]

スノーボードW杯パラレル大回転第9戦 ( 2026年1月31日    スロベニア・ログラ )

<スノーボードW杯パラレル大回転第9戦>今季2勝目を挙げ、日本代表のチームメートらと記念撮影を行う三木つばき(中央上)
Photo By スポニチ

 ミラノ・コルティナ五輪前最後の一戦は、女子で2大会連続五輪代表の三木つばき(22=浜松いわた信用金庫)が今季2勝目、通算9勝目(パラレル回転を含む)を挙げた。昨季のW杯総合覇者は昨年12月の第2戦以降は勝利から遠ざかっていたが、海外でのホームゲレンデで強さを発揮し、これで同地のW杯は3連勝。悲願の五輪金メダルへ、最高の結果を残してイタリアへ向かう。

 ゴール直後から何度もガッツポーズをつくった三木が、板を外して落ち着くと、感極まったように左手で口を覆った。8週間ぶりの勝利が五輪前哨戦。「メンタルの部分で結構悩んでいたが、今年に入って少しずつ克服し、相手のミスではなく(実力で)優勝できたのは凄く自信につながる」と実感を込めた。

 昨季はアルペン総合、パラレル大回転、非五輪種目のパラレル回転と3冠に輝き、世界選手権でも金銀2つのメダルを獲得。だが、五輪シーズンの今季はプレッシャーとなって心身をむしばんだ。

 昨秋の欧州合宿で謎の体調不良に襲われ、計画していた練習を消化できず。12月も同様の症状に苦しんだ。満足に食べられない日々が続き、年末に帰国した際に検査を受けたが「(異常は)何にもないと言われた。メンタルじゃない?って」。自分の弱さを受け入れられたのが、年明け初戦の後。ついに長いトンネルを脱した。

 「五輪前最後がログラというのは神様からのプレゼント」と心待ちにした舞台。同地で2週間練習し、生活拠点のキッチン付きアパートでは日本食を作って食べたことで「結構リフレッシュになった」。技術とメンタルがかみ合い、予選1回目から決勝までの全6本、納得の滑りを披露。「ここを勝って五輪に挑むことを想定していた。想定通りになって良かった」と安堵(あんど)した。

 W杯ランキング1位で五輪へ向かうが、あくまで五輪2連覇中のエステル・レデツカ(チェコ)を追う立場。今大会は欠場した女王に、満を持して挑戦状を叩きつける。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年2月2日のニュース