【柔道】第一線を退く角田夏実 会見で涙、今井優子コーチに感謝の巴投げ!今後は「全国で柔道教室を」

[ 2026年1月30日 13:56 ]

<柔道・角田夏実会見>会見後、今井コーチ(上)を相手に巴投げを披露する角田(撮影・郡司 修)
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 柔道女子48キロ級パリ五輪金メダルの角田夏実(33=SBC湘南美容クリニック)が30日、千葉県浦安市内で「これまでの私、これからの私」と題した会見を開き、第一線を退く意向を表明した。全日本柔道連盟に強化指定辞退届も提出したという。

 柔道着姿で登場した角田は「パリ(五輪が)終わった時にまだ戦えるんじゃないかと思っていた。ゴールドゼッケンで試合に出たい思いもあって昨年2月の大会に出た。けどやっぱりモチベーションが上がらなくて、一度競技から離れてみて自分はどう思うのか考えようと思った。もう引退だなと感じたのは、昨年グランドスラム東京の時、私もあの舞台にもう一度立ちたいって思わなかった。自分も苦しかったよな、と思ってしまった時点で次の大会に出るのは厳しいのかなと気付きました」とコメント。

 今後については「全国を回って柔道教室をしていきたい。ここまで遅咲きの人はいないと周りから言われているので、アスリートのエリートコースじゃなくても夢をかなえることができると、子供たちに伝えられることがあると思う」と話した。

 会見の最後には、今井優子コーチがサプライズで登場。角田は花束を受け取ると涙し、コーチ相手に“感謝”の巴投げを披露した。

 千葉県八千代市出身の角田は8歳から柔道を始め、八千代高―東京学芸大で活躍。当初は52キロ級を主戦場としていたが、東京五輪の代表争いの終盤から48キロ級に転級した。巴投げや関節技を武器に、2021年から世界選手権で3連覇を達成。初めて出場した2024年パリ五輪では、日本柔道史上最年長の31歳11カ月で金メダルを獲得した。その後はテレビやイベントなどの出演が急増して一躍国民的スターになり、柔道の普及活動にも尽力してきた。

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