【ジャンプ】日本男子団体が初優勝 オーストリアに競り勝つ フライング世界選手権

[ 2026年1月27日 04:35 ]

ノルディックスキー・ジャンプ男子のフライング世界選手権団体で初優勝を果たした日本の(左から)小林陵侑、内藤智文、中村直幹、二階堂蓮(ゲッティ=共同)
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 ノルディックスキー・ジャンプ男子のフライング世界選手権は25日、ドイツのオーベルストドルフで団体(ヒルサイズ=HS235メートル)が行われ、小林陵侑(29=チームROY)内藤智文(32=山形市役所)中村直幹(29=フライングラボラトリー)二階堂蓮(24=日本ビール)の日本が合計1569・6点で初優勝した。

 日本は1回目を終えて1位。2回目に一時はオーストリアに逆転を許したが、4番手の二階堂が229メートルを飛び、9・6点差で競り勝った。

 大会は原則2年に1度の開催で、団体は2004年から採用。日本のこれまでの最高成績は5位だった。

 降り続く雪の中で日本の4人が歓喜の輪をつくった。長く孤軍奮闘してきた小林陵は「今日は(チームメートに)取らせてもらったメダル」と感慨深げな表情。層の厚さを示し、充実の戦力で歴史的初優勝をつかんだ。

 優勝候補スロベニアがトラブルで脱落し、オーストリアと一騎打ちの展開に。0・4点を追う状況でアンカー勝負を迎えた。二階堂は「めっちゃ面白い。戦いがいがある」と集中を研ぎ澄ませた。230メートルに迫り、着地でぐらつきながら何とかこらえた。続くオーストリアのヘルルが失速し、勝利が決まった。

 内藤と中村もきっちりと役割を果たした。32歳の「公務員ジャンパー」内藤は今大会がフライング初挑戦ながら、2回目に堂々の222メートルをマークし「チームに貢献できた」と会心の笑顔。股関節に痛みを抱えた中村は「できることを精いっぱいやった」と220メートル以上の飛躍をそろえた。

 最高の結果を手にし、ミラノ・コルティナ冬季五輪代表の小林陵、二階堂、中村は仕上げの時期に入る。二階堂は「いいジャンプで終えられた。イメージ良く次につながる」と自信を漂わせた。

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