【高校駅伝】男子は学法石川が大会新記録で悲願初V 指揮官「予想以上」1区・増子が日本人最高記録

[ 2025年12月21日 14:30 ]

全国高校駅伝   男子7区間42・195キロ ( 2025年12月21日    たけびしスタジアム京都発着 )

<全国高校駅伝 男子>優勝を決めチームメイトと抱き合う学法石川・美沢(右)(撮影・岸 良祐)
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 第76回全国高校駅伝大会が21日、京都市内で行われた。男子は1区から抜け出した学法石川(福島)が悲願の初優勝を果たした。前評判の高かった仙台育英(宮城)に1度も首位の座を明け渡さず、完全制覇で大会新記録を更新する圧巻の優勝だった。また、集団転校で話題となった鳥取城北は、最高成績30位(23年)を大きく上回る4位と躍進した。

【1区 10km(たけびしスタジアム京都~烏丸鞍馬口)】
 エースが集う最長区間で、序盤は西脇工・新妻が引っ張る展開。昨年記録された日本選手最高タイムを上回るハイペースで5キロを通過し、優勝候補の仙台育英・菅野らも遅れ始めた。そして7キロ過ぎに学法石川の増子がペースアップして独走し、日本選手最高タイムを更新する快走で、1位でたすきを渡した。2位は西脇工。

【2区 3km(烏丸鞍馬口~丸太町河原町)】
 1年生の学法石川・若田は逃げる展開。独走は変わらなかったが、札幌山の手のボイ・ビリスが猛追し、2位に押し上げた。学法石川は1位を守り、3位は西脇工。仙台育英も台湾の留学生・簡の快走で4位に上がる。

【3区 8.1075km(丸太町河原町~国際会館前)】
 初優勝を狙う学法石川・栗村の独走は変わらず。優勝候補の仙台育英・鈴木が2位集団との差を詰め、鳥取城北、西脇工と集団を形成した。最後は仙台育英、鳥取城北・村上が抜け、2位、3位となった。学法石川は大会記録を上回るペースで1位通過した。3連覇を狙う佐久長聖は12位。

【4区 8.0875km(国際会館前~丸太町寺町)】
 ここでも学法石川・佐藤が独走した。中間点でも2位・仙台育英・近江との差は55秒で変わらなかったが、その後に近江が追走。43秒差まで詰めた。4区まで学法石川は大会記録を上回るペース。3位は鳥取城北。

【5区 3km(丸太町寺町~烏丸紫明)】
 ハイペースになる短区間で、学法石川・末田も順調にリズムを刻み、5区でも大会記録を上回った。2位の仙台育英・佐々木も力走するが、差が3秒ほど広がった。3位も変わらず鳥取城北。

【6区 5km(烏丸紫明~西大路下立売)】
 学法石川の勢いが衰えない。保芦が表情を変えず、冷静な走りで2位・仙台育英との差を維持した。学法石川はいぜん、大会記録を上回るペース。倉敷・北村が3位に浮上した。

【7区 5km(西大路下立売~たけびしスタジアム京都)】
 1年生の学法石川・美澤が下り坂を利用して、ハイペースで入った。2位との差は詰まらず、優勝は決定的。注目は大会記録の更新で、美澤が最後まで力走し、2時間1分0秒の大会記録(佐久長聖)を24秒更新した。2位の仙台育英もこれまでの大会記録を1秒更新する好タイム。3位に倉敷が入った。

 ▼松田監督「1区の増子が想定通りの走りをしてくれた。3区で突き放して理想的なレースができた。(大会新記録は)予想以上の出来。(1年生の美澤をアンカー)度胸がいいのでアンカーに起用した。選手たちには本当に頑張ったとねぎらいたい」

 ▼美澤「7区とは思ってなかった。45秒差があったので余裕持って走れた。緊張していたが、みんな走っている姿に不安を考えている暇がないと思った。(大会新記録)走る直前に絶対狙おうと思った」

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