坂本花織 5連覇でミラノ五輪代表決定 千葉百音も五輪へ前進 中井亜美も確実 島田麻央が2位

[ 2025年12月21日 20:50 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2025年12月21日    東京・国立代々木競技場 )

<フィギュア全日本選手権最終日>表彰式で笑顔の(左から)島田麻央、坂本花織、千葉百音(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 来年2月のミラノ・コルティナ五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケート全日本選手権の女子フリーが21日に行われた。

 女子ショートプログラム(SP)で首位発進した坂本花織(シスメックス)は華麗なスケーティングを披露し、女子で史上5人目となる5連覇(渡部絵美、伊藤みどりは8連覇)を達成。五輪代表も決定し、日本フィギュアスケート女子では史上初となる3度目の五輪出場となった。

 今季限りでの現役引退を表明しており、ラストだった全日本でも高いレベルの演技を披露。「愛の讃歌」に乗り、冒頭の3回転フリップも余裕で決め、その後も3回転ルッツ―2回転トーループに着氷するなどまとめた。234.36点は今季ベストで見事な5連覇が決まり、キス&クライでは涙を流して喜んだ。

 SP3位の中井亜美(TOKIOインカラミ)は前半にコンビネーションジャンプを決めるなど安定感を見せ、スピンやステップなどしっかりと加点し、213.56点で4位。

 SP4位の千葉百音(20=木下グループ)は冒頭でフリップ―トーループの3回転ジャンプを決めるなど順調に滑り出し。後半の3つのジャンプもまとめて、7本のジャンプで魅了した。合計216.24点で3位。キス&クライでは納得の表情も見せた。

 SP6位の渡辺倫果(三和建装・法大)は19番滑走。トリプルアクセルを2度決めるなど完成度の高いジャンプを7本跳んだ。やり切った様子で、リンクの上で万感の表情を浮かべた。合計で211.52点で7位となった。

 また、年齢制限によりミラノ・コルティナ五輪には出場できない17歳・島田麻央(木下グループ)はSPは2位。フリーでは4回転トーループに着氷できなかったが、果敢に挑戦した。後半も3回転フリップからの3連続ジャンプに成功するなど高いレベルを披露。合計228.08点は今季ベストで2位になり、4年連続での表彰台を決めた。

 ▽女子の五輪選考状況 日本は3枠で全日本選手権の優勝者が自動的に決まり、残る2人は総合的に選出。全日本の2、3位、GPファイナル上位2人(中井、坂本)、今季ベストスコア上位3人(坂本、中井、千葉)を満たす選手から2人目を決め、上記基準を満たして選考から漏れた選手と世界ランク上位3人(坂本、千葉、吉田)、日本連盟独自の今季国際競技会ポイント上位3人(中井、坂本、千葉)、今季の総合得点平均上位3人(坂本、中井、千葉)から残る1人を選ぶ。複数の基準項目で次点の渡辺も候補として挙がっている。

 ▼坂本「うれしいの一言。途中からいつも練習しているような気持ちで、一つ一つ丁寧に集中して演技することができた。(五輪の一発内定に)それが一番安心しました。(五輪には)1回目と2回目での目標の度合いが3回目は違って、ただ出るだけではない。団体と個人で銀メダル以上を獲ること」

 ▼中井「今までで一番緊張した。アクセルは失敗したけど、その後は切り替えて演技をまとめられたのは成長。(シーズン)最初は五輪を意識していなかった。自分の立場が分かるようになって、去年の自分より強くなって帰ってこられて良かった」

 ▼千葉「凄い完璧な出来ではなかった演技だけど、ファイナルからここまで自分のやれること全てをかけてきたので、今日は気持ちとして出せたのでうれしいです」

続きを表示

この記事のフォト

「坂本花織」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2025年12月21日のニュース