坂本花織 涙、涙の女子史上5人目V5「うれしいの一言」見守った盟友の樋口新葉まで涙 会場スタオベ

[ 2025年12月21日 20:45 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2025年12月21日    東京・国立代々木競技場 )

<フィギュア全日本選手権最終日>女子フリー、演技を終え涙する坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 来年2月のミラノ・コルティナ五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケート全日本選手権の女子フリーが21日に行われた。女子ショートプログラム(SP)で首位発進した坂本花織(シスメックス)はフリーでも見事な演技で、女子で史上5人目となる5連覇(渡部絵美、伊藤みどりは8連覇)を達成。五輪代表も決定し、日本フィギュアスケート女子では史上初となる3度目の五輪出場となった。

 「愛の讃歌」に乗り、冒頭の3回転フリップを高くきれいなジャンプで決めた。その後も3回転ルッツ―2回転トーループに着氷するなど高いレベルでまとめた。華麗なジャンプが続き、会場の手拍子にも自然と熱がこもった。

 今季限りでの現役引退を表明しており、全日本もこれがラストだったが、最後までファンを魅了。234.36点は今季ベストで見事な5連覇を達成し、キス&クライでは涙を流して喜んだ。さらに、リンクの脇では見守っていた樋口新葉ら何人かの選手までも泣く姿があった。

 優勝インタビューでは「うれしいの一言」と涙をぬぐい、「途中からいつも練習しているような気持ちで、一つ一つ丁寧に集中して演技することができた」と語った。

 さらに1位で目標だった五輪の一発内定に。「それが一番安心しました」と胸をなでおろした。五輪については「1回目と2回目での目標の度合いが3回目は違って、ただ出るだけではない」と話し、周囲に感謝しつつ「団体と個人で銀メダル以上を獲ること。達成できるように」と具体的な目標も口にした。

 SPでは冒頭の3回転ルッツを着氷し、後半のダブルアクセル、3回転のフリップ―トーループも決めるなど実力を見せた。演技が終わると、思わずガッツポーズを見せ、会場もスタンディングオベーションで祝福した。

 「凄く良い緊張感の中でできた。不安要素もあったが、自分の演技ができた。滑っている時は最後だな、という感じはしなかったが、演技が終わった後にたくさんの方がバナーを振ってくださって、こんなにもたくさんの方に応援してもらっていたんだなと実感しました」と感謝の気持ちを口にしていた。

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