【岡崎真の目】「自分に集中」有言実行の三浦が五輪前進…鍵山は金へ悔し涙を糧に

[ 2025年12月21日 05:28 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2025年12月20日    東京・国立代々木競技場 )

笑顔で並ぶ(左から)佐藤駿、鍵山優真、三浦佳生(撮影・小海途 良幹)
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 五輪代表争いでリードしている鍵山、佐藤に次ぐ“第3の男”が誰になるのか注目していたが、他のライバルたちがミスを重ねる中でも三浦は公言通りしっかり自分に集中しているように見えた。冒頭の4回転ループから前半はほぼパーフェクトで、異常な緊張感から疲労が増したのか、後半乱れはしたものの、転倒もなく何とかしのいだ。もともと三浦の演技はスピード感があって、力強くスケールの大きなジャンプが強みだ。選考基準を見る限り、他のライバルたちに三浦を上回るような決め手は見当たらないので、五輪代表の座にぐっと近づいたのは間違いないだろう。

 優勝した鍵山は中盤に大きなミスが続いた。すでに五輪で銀メダルを手にしている以上、次の五輪では当然金メダルを目指しているはずで、そのためには小さなほころびも許されない。結果でなく求める部分がきちんとこなせていなかったからこその悔し涙だろうし、しっかり立て直して五輪本番に臨んでほしい。(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

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