【スノボ】再び世界驚かす!?平野歩夢 2大会連続金へ“新技”五輪で解禁「技名は言えない…」

[ 2025年12月16日 05:00 ]

巨大ゴーグルと写真に納まる平野歩(撮影・木村 揚輔)
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 スノーボード男子ハーフパイプ(HP)で4大会連続の五輪代表を確実としている22年北京五輪金メダルの平野歩夢(27=TOKIOインカラミ)が15日、東京都内でスポンサー関連イベントに出席した。五輪切符を射止めた先週のW杯開幕戦では、逆スタンスで背中側に回転する高難度のスイッチバックサイドの技を披露したが、さらに別の新技を温めていることを明かした。来年2月のミラノ・コルティナ五輪で解禁し、連覇の勝負手にする。

 五輪切符を獲得したW杯開幕戦から3日。平野歩の口から、驚くべき発言が飛び出した。話題が24年9月に地元の新潟県村上市にできた屋外練習施設「村上スノーリサーチ&トレーニングセンター」に及んだ時だ。開幕戦で出したスイッチバックサイドの技を同施設で重点練習していたことを明かした上で、「まだ大会に出してないトリックもある。技名は言えない。五輪の時にお見せできればと思う」と予告したのだ。

 初出場だった14年ソチでは日本スノボ界初のメダル(銀)を、雪上競技史上最年少の15歳74日で獲得。前回22年北京では代名詞となった大技トリプルコーク(TC)1440(斜め軸の縦3回転、横4回転)で日本スノボ界に初の金メダルをもたらした。日本のみならず世界のスノボ界をリードしてきただけに「前回はTCが限界とされたが、時間がたてば進化は生み出される。自分も現役を続けるうちは、生み出すことを意識する」と意欲をかき立てた。

 今季はすでに平野流佳が2連続のTC1440、戸塚優斗は開幕戦でダブルコーク1620(縦2回転、横4回転半)をそれぞれ成功。日本のライバルたちは金メダルへの勝負手を披露しているが、平野歩はあくまで五輪まで“隠し玉”にするつもり。初の5回転か、まだ誰も見たことのない回転軸の技か、はたまた想像の斜めをいく技か…。

 「人に見られないように(練習をして)、それを(大会で)100%の状態でできるのか。そういうところは凄く求められる」

 勝負に、金メダルにこだわるからこそ、審判により衝撃と新鮮味を与え、高得点を引き出せる五輪本番での“初出し”にこだわる。17日に開幕するW杯第2戦(米国)は回避し、しばらくは練習に集中。五輪で再び世界をアッと驚かせた時、連覇が近づく。

 ≪第1子誕生で心境変化「新しい人生始まった」≫オークリーの新ゴーグルを自らデザインした平野歩は、コンセプトが「命」で「家族ができたので新しい子供の誕生の意味も込めている」と説明した。昨年3月に自身のSNSで結婚と相手の妊娠を発表しており、「1歳ちょっと」の第1子の存在も明かした。「凄くエネルギーをもらう瞬間がある。新しい自分の人生が始まったなという感じ」と心境の変化を語った。

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