【バレー】東レ静岡、5大会連続8強!OP重藤がわずかな時間で大仕事 全日本選手権

[ 2025年12月14日 05:00 ]

試合後、スタンドにあいさつする東レ静岡メンバー
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 天皇杯・皇后杯JVA全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドは13日、東京体育館で行われ、SVリーグ男子の東レ静岡が5大会連続の8強入りを決めた。初戦の3回戦でVリーグのアイシンにストレート勝ち。苦しんだ第1セット終盤に2枚代えで登場したOP重藤トビアス赳(24)が、ライトから連続アタックを決めるなど逆転に成功。早大の後輩のOH山田大貴(24=清水桜が丘出)も奮起して勝利に貢献した

 たった数分間のプレーでも十分過ぎるヒーローだ。重藤がチームの窮地を救った。相手に走られた第1セット17―19の場面で、S酒井啓輔(29)と共に登場。1本目のアタックがレフトからヒットすると、OPのポジションに回っても勢いは止まらない。ライトからの連続アタックの2本目がブロックアウトとなって21―21。そのまま相手を突き放し、24―22にしてお役御免だ。チームは完全に流れを手にし、試合もストレートで終わらせた。

 「僕と啓輔さんのおかげですかねえ」が第一声。続けて「良いブロックタッチがあって、スパイクも(相手の)いないところに打てました」と笑顔交じりにしてやったりの表情だ。

 今季はOPキリル・クレーツ(27=ロシア)の控えで、リーグ戦ではスタメンサイドでの出場は1度だけ。だからこそ、日頃から「自分が出る時は劣勢の時」と気持ちの準備を怠ることはない。この日も「これでセットが取れなかったらスタートから出ていた人の責任」と割り切ってプレーしたことで「しっかり役割を果たせました」と数分間での濃密な仕事を果たし、勝利に導いた。

 重藤は、アイシンではなく全日本インカレ王者になった早大の後輩たちを初戦の相手として想定していた。「負けてビックリ。1週前にピーキングが来てしまいましたね」と苦笑い。また、重藤に感化されて大学の後輩OH山田も存在感を見せた。「トスが上がってくることは自分も求めていることですし、その信頼プラス“自覚も持たせる”というメッセージだと思っています」と仲間の期待に応え、レフトからのクロスやブロックが光った。

 会場の広さに天井の高さや明るさ…。チームはこの日、十分に環境に慣れた。14日、愛知にSVリーグでのリベンジを果たして20日の準決勝に名乗りを上げる。

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