【全国大学ラグビー】14年ぶりに戻ってきた関東学院大は早大に大敗 それでも「幸せだった」

[ 2025年12月14日 17:50 ]

全国大学ラグビー選手権3回戦   早大85―7関東学院大 ( 2025年12月14日    東京・秩父宮ラグビー場 )

 早大―関東学院大 早大に敗れた関東学院大フィフティーン=秩父宮
Photo By 共同

 14年ぶりの大学選手権の舞台は、関東学院大にとって厳しい結果になった。それでも、榎本淳平監督は「圧倒的な力の差を見せられた大敗でした。でも、14年ぶりに出たことを、すごくうれしく思っている」と、むしろ喜びの表情を見せた。

 早大に13トライを奪われる完敗。得点は前半32分のCTB西原主晴(4年)の1トライ(ゴール)のみだった。久しぶりの大学選手権の舞台で、かつてはお馴染みだった水色と白のボーダーの小旗も翻り、いいプレーには拍手も沸いた。共同主将のNo.・8ラリー・ティポアイールーテル(4年)は「久しぶりの選手権。それだけで幸せだった」と話した。

 大学選手権で6度の優勝を果たすなど、1990年代から2000年代にかけて、黄金期をつくった。しかし、春口広監督の退任を機に低迷。関東リーグ戦グループの入替戦の常連となり、1部と2部を行き来する成績が続いた。

 ここ3年も連続で入替戦に出場した。CTB安藤悠樹共同主将(4年)は「入学してから3年連続の入替戦を経験した。ラグビーは苦しいことばかりだった」と振り返る。新チームになり「入替戦回避ではなく、選手権を目標にした」。2人の共同主将を中心に「4年生がSNSやミーティングで一体感をチームに落とし込んだ」と榎本監督は明かした。

 大学にはラグビー部の記念館があるという。ラリー主将は「記念館を見て、あこがれていた。(3回戦の相手が)早大に決まってうれしかった」と言う。黄金期の2001~06年に、6年連続で決勝で対戦したライバルとの対戦は、それだけで喜びだった。

 「夢と現実は違った」とラリー主将は笑ったが、安藤主将は「ポジティブな部分もあった。後輩たちが、選手権出場のその次に行ってくれると思う」と話した。これまでは、体感することすらできなかった、早大のスピード。「楽しい1年だった。これから強くなっていくと思う」。関東学院大が、復活への歩みを始めようとしている。

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