【男子ゴルフ】谷口徹、第一線退く意向…仲間の花道に号泣「20勝以上の思い出できた」

[ 2025年11月29日 05:10 ]

男子ゴルフツアー カシオ・ワールドオープン第2日 ( 2025年11月28日    高知・Kochi黒潮CC=7375ヤード、パー72 )

胴上げされる谷口徹
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 首位と3打差の8位から出た02、07年の賞金王の谷口徹(57=フリー)は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの77と崩れて通算イーブンパーの82位で予選落ちし、賞金ランキング136位から逆転シード(65位まで)入りを逃した。12月のツアー最終予選会には出場せず、第一線を退く意向を示した。ツアー未勝利の鈴木晃祐(25=ロピア)が65をマークし、通算14アンダーで単独首位に立った。

 2度の賞金王に輝いた谷口が第一線を退く意向を示した。「出る資格がなくなるから。引退ってわけじゃないけど、推薦で出ようとは思わない」

 19年に22年間守ってきた賞金シードを失い、18年の日本プロを制して得た5年シードで昨季まで出場。今季は生涯獲得賞金ランク3位の資格を行使して出場し、初日は67をマークし、首位と3打差につけた。今大会開始時点の賞金ランクは136位で単独4位以上の成績なら、逆転シード獲得の可能性も残していたが、この日はスコアを伸ばせず予選落ち。賞金シード獲得はならず、来季の出場資格を争う最終予選会にも「行かないです」ときっぱり言った。

 18番でホールアウトする谷口を選手や関係者ら約50人が花道をつくって出迎えた。一人一人と握手を交わすと、谷口はサングラスを取って号泣。「20回勝ってるけど、つらい思いの方が何百倍も多い。そういうのを思い浮かべたら涙が止まらなくなった。21勝目を目指したけど、20勝以上の思い出ができました」。取材終了後には「みんなのリーダー谷口徹 33年間お疲れ様でした」と書かれたTシャツを着用し、集まった選手に胴上げされた。最後まで多くの若手に愛されながら、笑顔でコースを後にした。

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