【ラグビー】砂村光信氏 何が通用し、何が課題かを体験できたのが最大の収穫

[ 2025年11月24日 04:33 ]

ラグビーリポビタンDツアー2025   日本25―23ジョージア ( 2025年11月22日    トビリシ )

ジョージア戦の勝利を喜ぶ日本の選手たち(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 世界ランキング13位の日本は、同11位のジョージアを25―23で破った。1点を追う後半ロスタイムにSO李承信(24=神戸)がPGを決めて劇的な逆転勝利。今季最後のテストマッチを白星で飾った。これで世界ランク12位浮上が確実。12月3日に行われる27年W杯の組分け抽選会では、より有利となる「バンド2」(同7~12位)に入る。

 【砂村光信の目】ジョージア戦の日本は、秋のシリーズの課題だった反則が減り、イエローカードもなかった点で、進歩があった。W杯組分け抽選を控え、世界ランクを12位に上げる必要があったので、勝ったことが最大の成果だろう。

 今秋はトップレベルの代表と5試合を経験できた。これまで、定期的な対戦が難しく、「未知の世界」といえる相手。何が通用し、何が課題なのかを体験できたのが、最大の収穫だったといえる。

 世界トップのチームは大きく、速く、器用な上に、組織として成熟している。その中で見えた課題は、反則や細かいミス(ノックフォワードなど)を減らすこと、強く、速いプレッシャーの中でもボールを継続することが挙げられる。

 収穫は、フィジカル勝負で劣っても相手を止めるディフェンスの形が見えてきたこと、寄りと読みの速さ、体の使い方を進化させた超速ラグビーの姿を見せたことだろう。

 来年は、ネーションズチャンピオンシップで北半球のチームとレベルの高い試合ができる。27年W杯に向けて今回の経験をフィードバックし、強豪相手により精度の高いラグビーができれば、W杯8強、さらに4強も見えてくるだろう。(元U―23日本代表監督)

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