【国スポ】相撲・成年の部個人戦は日体大3年の杉本弘樹が優勝!初めてのビッグタイトルに歓喜の涙

[ 2025年10月2日 07:53 ]

日体大・杉本弘樹
Photo By スポニチ

 国民スポーツ大会(旧国民体育大会)相撲競技が1日、滋賀県長浜市の県民共済ドーム長浜で行われた。競技最終日のこの日は、成年の部団体決勝トーナメントと個人戦が行われた。

 団体予選を3戦全勝した31人による個人戦トーナメントは、杉本弘樹(愛知県・日体大3年)が頂点に立った。決勝は、リ・ビル・クリストファー(神奈川・日体大4年)と対戦。「稽古場でほとんど勝ったことない」という日体大の先輩を、右四つがっぷりからの下手投げで破った。身長1メートル91、体重170キロの巨体を生かした突き押しを得意とする杉本。「クリス先輩は組むと強いので(四つに組み合って)まずいと思ったけど、気合で勝ててよかった」と振り返った。

 愛知県一宮市出身の杉本は、小学校時代はサッカー、中学では野球に取り組んでいたという。相撲は中3で初心者ながら全中に出場。そこで神奈川・旭丘高の岸田光弘監督にスカウトされ、同校へと相撲留学して高校から本格的に競技を始めた。高校時代は国体のベスト32が全国での最高実績。日体大で才能が開花し、1年時に全国学生選手権で8強入りするなど早くからレギュラーで活躍した。先月の全国学生体重別選手権無差別級で自身初の個人タイトルを獲得。そして今回ビッグタイトルを手に入れ「こみ上げてくるものがありました」と決勝直後には歓喜の涙を流した。

 ベスト8以上には幕下最下位格付け出し、ベスト16には三段目最下位格付け出し資格が与えられる今大会。大学4年生では、準優勝のクリストファーとベスト8の西加陽斗(鹿児島県・日大)、児玉亮(広島・拓大)が幕下付け出し資格を、ベスト16の角田虎紀(三重・東洋大)が三段目付け出し資格をそれぞれ獲得した。11月には全国学生選手権と全日本選手権を控えているが、その後どのような進路を選ぶのか注目される。

 ▽個人戦2回戦
西加陽斗(鹿児島・日大4年) すくい投げ 國次晃輔(岡山・東洋大2年)
伊賀慎之助(香川・日大2年) 寄り切り 田中大介(愛媛・日本通運)
児玉亮(広島・拓大4年) すくい投げ 竹内宏晟(三重・志摩市役所)
クリストファー(神奈川・日体大4年) 押し出し 古川晴貴(熊本・日本通運)
西出大毅(和歌山・日大1年) 上手投げ 本田豪太郎(熊本・日大3年)
長尾光真(広島・三井金属鉱業) 押し出し 亀井颯人(茨城・TOPPAN)
西方航(栃木・黒羽高教員) 引き落とし 角田虎紀(三重・東洋大4年)
杉本弘樹(愛知・日体大3年) 寄り切り 斎藤健(福島・東邦銀行)

 ▽準々決勝
伊賀慎之助 押し出し 西加陽斗
クリストファー 押し出し 児玉亮
西出大毅 押し出し 長尾光真
杉本弘樹 突き出し 西方航

 ▽準決勝
クリストファー 押し出し 伊賀慎之助
杉本弘樹 押し出し 西出大毅

 ▽3位決定戦
西出大毅 寄り倒し 伊賀慎之助

 ▽決勝
杉本弘樹 下手投げ クリストファー

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年10月2日のニュース