【レスリング】清岡もえ「憧れの気持ちを捨てて」須崎を撃破し国スポ初優勝「目指すのはロス五輪」

[ 2025年9月30日 21:50 ]

総合滋賀・国民スポーツ大会第2日レスリング競技 ( 2025年9月30日    栗東市民体育館 )

<女子53キロ級準々決勝・須崎-清岡>組み合って圧を掛ける清岡もえ
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 女子53キロ級は24年世界選手権55キロ級王者の清岡もえ(21=高知・育英大)が初優勝を飾った。この日の初戦となった準々決勝では、21年東京五輪50キロ級金メダルの須崎優衣(26=千葉・キッズ)を2―1の僅差で破り、一気に頂点へ。「須崎選手(との試合)が勝負だと思っていた。凄くギリギリの戦いの中で勝ち抜けたことは良かった」と喜びをかみ締めた。

 近年の女子レスリング界をけん引してきた須崎は「憧れを持っていた選手でもあった」というが、夏に今大会の組み合わせが決まった後は、「憧れの気持ちを捨てて、倒すべき相手として考えた」という。毎日の練習前には試合動画を見て、練習の中で対戦をシミュレーション。当初は早期の対戦に気落ちしたというが、「どちらにしても、どこかで当たる。倒せば後が楽だし、勝ちにこだわる練習をした」成果を発揮した。

 夏に地元高知に帰省した際、S&Cコーチのフィジカルチェックを受け、「構えた時のバランスや姿勢が悪い」と指摘され、その後は体幹トレーニングの強度を上げて取り組んできた。効果はてきめんで、この日は隙のない構えで須崎の代名詞と言えるタックルに入る隙を与えず。「ポイントを取りきれなかった」と反省したが、「力も勝っていたところもあった。最後の(片足を取られポイントを)取られそうな時も、守り切れたのはそういうところ(フィジカル強化)だと思う」と話した。

 28年ロサンゼルス五輪まで、あと3年。50キロ級から本格転向する可能性がある須崎の他にも、9月の世界選手権を制した村山春菜、出産を経て復帰した東京五輪金メダルの志土地真優と、ライバルが多い53キロ級。それでも清岡はキッパリと、「目指すのはロス五輪(の金メダル)」と激戦区を勝ち抜き、世界一まで上り詰めることを誓った。

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