【ラグビー女子W杯】イングランド3大会ぶり奪冠!ミッチェル元日本代表コーチがディフェンス鍛え3度目V

[ 2025年9月28日 10:51 ]

ラグビー女子W杯イングランド大会 決勝   イングランド 33―13 カナダ ( 2025年9月27日    トゥイッケナム )

3大会ぶりの優勝を決めた女子イングランド代表のアルドクロフト主将はカップを掲げる(AP)
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 イングランドが3大会ぶり3度目の世界一に輝いた。アリアンツ・スタジアムに女子ラグビー史上最多8万1885人の観衆を集めた決勝で、カナダ相手に5トライを挙げて33―13(前半21―8)と快勝。2大会連続準優勝にとどまっていた悔しさを地元開催の大会で晴らした。準決勝で2連覇中の女王ニュージーランド(NZ)を破ったカナダは、14年大会に続き決勝でイングランドに敗れて準優勝に終わった。

 女子ラグビー界ではダントツの資金力と選手層を誇るイングランドは、過去2大会とも決勝でNZに苦杯。23年秋に就任した元男子NZ代表FWのジョン・ミッチェル・ヘッドコーチ(HC)はオールブラックスのヘッドコーチ(HC)や日本代表ディフェンスコーチなどの豊富な経験を生かし、ディフェンス力の強化に努めてきた。W杯では終始安定した戦いを続け、決勝は前半5分に先制トライを許したものの、厳しいディフェンスで今大会猛威を振るってきたカナダの速いアタックを寸断。アタックではスクラムやモールで圧倒し、前半8、19、26分と3連続トライを挙げて逆転した。

 就任から無敗で代表を頂点へ導いたミッチェルHCは試合後、ワールドラグビー(WR)の年間最優秀監督に選出された。「今大会、我々はディフェンス面で素晴らしいパフォーマンスを見せられた。アタックは必ずしもベストではなかったが、仕事をやり遂げるには十分だった」と振り返り、「我々は今後も世界を支配できるだろうが、各国がプログラムへのリソース投入を始めているから世界のレベルはさらに上がるだろう」と話した。

 イングランドはテストマッチの連勝記録を33試合に伸ばした。主将のFLアルドクロフトは「今日は最高のプレーができました。体を張って頑張ってくれた選手たちには感謝してもしきれません」と感激の表情を浮かべ、このチームは史上最強かと問われると「確かにそう感じる」とためらいがちに答えた。

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