横綱初Vの大の里 本割は「最悪な相撲」も…「これ以上マイナスはないと吹っ切れた」と13分で切り替え

[ 2025年9月28日 18:30 ]

<大相撲秋場所千秋楽>優勝決定戦で豊昇龍(左)を寄り倒しで破る大の里(撮影・郡司 修)
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 大相撲秋場所は28日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、単独首位で迎えた横綱・大の里(25=二所ノ関部屋)が豊昇龍(26=立浪部屋)との横綱同士による優勝決定戦を寄り倒しで制して2場所ぶり5度目の優勝を果たした。横綱としては初制覇で、日本出身力士の年間3度の優勝は1997年の貴乃花以来となった。

 本割の直接対決では豊昇龍にあっけなく押し出されて13勝2敗で並ばれたが、「このままでは終わらせない」と気持ちを立て直して臨んだ決定戦では寄り倒しで相手を土俵下まで吹っ飛ばした。「大の里の足が返っていた」と物言いがついたが「体は勝ってたと思ったんで大丈夫でした」と冷静だったという。

 支度部屋でのインタビューでは「最悪の相撲だった。これ以上マイナスはないと思って逆に吹っ切れた」と本割の黒星を振り返り、それから約13分後の優勝決定戦では「淡々と意識してやりました」。

 豊昇龍と横綱同士のマッチレースで、千秋楽のこの日は本割、決定戦の2番でファンを沸かせた。「本割で決めたかったけど、最後こういう形で決められて良かった」と話した。

 横綱として2場所目。今場所は初日の新小結・安青錦戦から連勝で好スタートを切った。鬼門の4日目に伯桜鵬に敗れるも「しっかり切り替えてやります」と立て直し5日目から、先場所で初優勝の琴勝峰を下すなど怒濤(どとう)の10連勝。初日から11連勝の豊昇龍を13日目にかわして単独トップに立ち、この日は本割で敗れるも決定戦でリベンジを果たした。

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