【世界陸上】号泣の久保凛「遠慮しちゃったかな…」「もっと強い久保凛を見せたい」 一問一答

[ 2025年9月18日 21:39 ]

陸上 世界選手権東京大会第6日 女子800メートル予選 ( 2025年9月18日    国立競技場 )

レースを終え、声援に応える久保(撮影・木村 揚輔)
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 女子800メートルの予選が行われ、日本記録保持者で初出場の久保凛(東大阪大敬愛高3年)は2分2秒84で3組7着となり、同種目で日本勢初となる準決勝進出を逃した。

 普段のような先頭で引っ張るレース運びをできず、序盤から最後方につける展開。残り1周となっても集団から抜け出せず、最後の直線で1人をかわすのが精いっぱいだった。

 レース後の取材エリアでは涙を流し続けながらも、しっかりと答えた。主な一問一答は以下の通り。

 ――レースを終えて。
 「今回が初めての世界陸上で、それが東京ということで…。始まる前からたくさん応援していただいて凄く幸せでしたし、楽しんで走ることができたんですけど…。前半から全然うまくいかなくて、何もできずに終わってしまった。もっと強くなって帰ってきたい」

 ――どういうレースをしたかった?
 「まずは3~4番手につけて前の方で進めたかったけど、最初の100メートルでかぶせられてしまって、うまく前に出ることができなくて。3番手、4番手につけるというところで、ちょっと遠慮しちゃったかなと思う部分があって…。何もかもがうまくいかなかった。スローペースになると勝てないということは分かっていたけど、前に出られなくて、スローペースになってうまくいかなかった」

 ――プレッシャーや楽しさは?
 「少しプレッシャーはあったけど、やっぱり一番は楽しんで走ること。楽しんでレースができたら良かったけど、全然うまくいかなかった。また一からやり直そうと思います」

 ――世界のレベルは?
 「まだ差があるなと感じて。スローペースになってもラストでついていけるような力も必要だなと感じますし、それを分かっていてもできないというところが、まだ力不足だと思います」

 ――収穫は?
 「高校生のうちに世界陸上に出たいと思っていたので。出場できたことは収穫だけど、そこで何もできなかった。まだ力不足ということを改めて感じられたことも今回良かったのかなと思います」

 ――8月にはケガもあった。
 「ケガをしてコンディションを整えられなかったのもダメなところかなと思うんですけど、でも今まで以上にベストな状態に仕上げることができて、それができたにも関わらずうまくレースができなくて悔しい思いがあったので」

 ――今後への思い。
 「世界でも通用する選手になるのが自分の目標としているところなので。まだ全然、通用していないし、世界の舞台で思い切ったレースができないのが弱い部分だなと感じたので。一から磨き直して、もっと強い久保凛を見せられるように頑張りたい」

 ――国立の大歓声は?
 「今回、今までにない歓声をいただいて、どこを歩いていても応援してくれて、すっごい幸せだなと感じていて。その中でもっと皆さんにいいレースを届けたいなと思っていたけど、全然うまくいかなくて、申し訳ないなっていう気持ちがあって…。もっとレベルを上げて走れるようにしたい」

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