【関西大学ラグビー】同大・永山新監督 「プラン通りの戦いで勝てて良かった」後半突き放し4季ぶり開幕星

[ 2025年9月15日 07:22 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第1節   同大29-12近大 ( 2025年9月14日    東大阪市花園ラグビー場 )

<関大・天理大>前半、ディフェンスを引きずって前進する同大・田中心温(撮影・中辻 颯太)
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 ムロオ関西大学ラグビーAリーグが開幕し、東大阪市花園ラグビー場で4試合が行われた。今季より就任した永山宜泉(ぎせん)監督(55)率いる同大は12―12で折り返した後半に2トライ2ゴール1PGを加えて近大を29―12で突き放し、4季ぶりの開幕戦白星を挙げた。創部100周年の節目に連覇を狙う天理大は62―0で関大を、2季ぶりの王座奪回を目指す京産大は60―0で摂南大を完封。関学大は春のトーナメントを制した立命大を41―17で圧倒した。

 10点リードを奪い、すでに後半ロスタイムを迎えていた。勝利は確実でも、選手の視線はインゴールをとらえて離さない。敵陣22メートル付近からモールで押し込み、最後は途中出場のHO荒川がトライ。単に勝つのではなく、勝ち切って、4季ぶり白星発進を決めた。

 「しばらく開幕戦で勝てず、選手も緊張する中、プラン通りの戦いで勝てて良かった」

 永山監督は胸をなで下ろした。前半は接点を意識して、体をぶつける泥くさいプレーを徹底。消耗戦に持ち込み、12―12で折り返した前半の伏線を足とボールを動かし続けた後半に回収した。

 「後半で1、2トライは覚悟していたので、ノートライに抑えられたのは自信になる」

 フィットネスで圧倒し、SO大島主将の得た手応えは大きい。8位、6位と低迷の続く名門復活へ、指揮官が最初に着手したのが意識の改革だった。「きれいなプレーでトライするイメージはあるけど、体がついていっていなかった」。相手に走り勝つ、当たり勝つが原点。老舗の和菓子店を営む一方で、就任から8カ月間、課したハードワークが形になって表れた。

 「プレーの精度の部分ではまだまだなので、ここから3カ月かけて仕上げていきたい」

 永山監督は先を見据えた。次戦は28日の関学大戦。昨季までの同大とは、明らかに違う。(堀田 和昭)

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