日本新記録の中島佑気ジョセフはこんな人 アイス欲しさに始めた陸上 ドストエフスキーたしなむ読書家

[ 2025年9月14日 19:45 ]

陸上 世界選手権東京大会第2日   男子400メートル予選 ( 2025年9月14日    国立競技場 )

<世界陸上東京・2日目>男子400メートル、日本新記録で予選を突破した中島(撮影・藤山 由理)
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 男子400メートルの予選が行われ、中島佑気ジョセフ(23=富士通)が日本新記録となる44秒44の2組2着で準決勝進出を決めた。

 中島は第4コーナーまで4番手だったが、直線に入ってトップを猛追し、2着でゴールに飛び込んだ。各組上位3着と4着以降のタイム上位者6人が16日に行われる準決勝に進むが、しっかりと着順で次のラウンドに進んだ。23年の前回ブダペスト大会で佐藤拳太郎(富士通)がマークした44秒77の日本記録を0秒33も更新。中島は「前半から落ち着いて冷静に自分のレースに徹した。世界の強豪たちがそろっていましたが、ラストは一気にいこうっていうプランでいったので、計画通りにいった」と語った。

 悲願のメダル獲得を狙う男子1600メートルリレー「マイル侍」の主力としても期待が懸かるロングスプリンターとは。

 ◇中島佑気ジョセフ(なかじま・ゆうき・じょせふ)

 ☆生まれとサイズ 2002年(平14)3月30日生まれ、東京都立川市出身の23歳。ナイジェリア人の父を持つハーフ。立川第一中→城西高→東洋大→富士通。1メートル91。

 ☆競技歴 バスケやサッカーを経験も「チームスポーツは合わない」と小6から短距離や走り幅跳びを開始。中3から400メートルを専門に。

 ☆実績 23、24年日本選手権連覇。世界選手権は3大会連続代表。1600メートルリレーでは22年オレゴン大会4位、パリ五輪6位に貢献。パリ五輪決勝の同リレー2分58秒33はアジア記録。

 ☆末脚 ラスト100メートルの伸びが最大の武器。400メートルは「心理戦もありながら、最後の極限の状態での意地が見える。そこが魅力」。

 ☆原風景 小学校の陸上クラブの楽しみは練習後に無料で配られるアイス。毎回味が違い、イチゴ味が大好きだった。「それにつられて始めた感じですね。アイスをくれたおじさんには感謝しないと(笑い)」。

 ☆趣味 遠征先には本を必ず携帯する読書家。ドストエフスキーの名作「罪と罰」などをたしなむ。実家に帰ると「ボルト」にちなんでつけられた飼い猫「ボルたん」とたわむれ、癒やされている。

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