【世界陸上】アクシデントの川野将虎「必ず強くなってリベンジしたい」 前日にゴール後倒れる

[ 2025年9月14日 16:38 ]

<世界陸上初日>男子35キロ競歩、最後の直線で力を振り絞る川野(撮影・木村 揚輔)
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 陸上世界選手権東京大会の男子35キロ競歩でアクシデントに見舞われた元世界記録保持者の川野将虎(26=旭化成)が14日、日本陸連を通じてコメントを発表した。

 川野は前日13日のレースでスタートから先頭集団でレースを進めたが、トップに立った27キロ過ぎに立ち止まって嘔吐(おうと)し、30キロ付近で首位から陥落。それでも力を振り絞って2時間37分15秒の18位でゴールした。ゴール後は崩れ落ち、自力で歩くのも難しく車いすで医務室に向かった。

 コメントは以下の通り。

 ――レースを振り返って

 「今回は金メダルの獲得を狙ったレースをしました。序盤中盤は主導権を握る勝木選手と一緒に先頭でレースを進めて、集団が絞られている中でも余裕を持っていたのですが、中盤以降気温が上がった際に、身体に熱がこもってしまうことにより、徐々に余裕がなくなってしまいました。

 30kmを過ぎると脱水の症状で身体が動かなくなってしまい、最後は歩きを止めないことで精一杯になってしまいました。
一時は金メダルが見える位置にいただけに、悔しさが残る結果になりました。この悔しさを糧にして必ず強くなってリベンジしたいと思います」

 ――レース中の体の状況について

 「レース序盤は身体に余裕はありましたが、20kmを超えると徐々に身体に熱がこもるようになり、その熱を逃がせずに体調を崩し、27kmで嘔吐をしてしまいました。その後も脱水の症状で力が入らなくなっていってしまいました。その後医務室スタッフの方々に適切な処置をしていただき、体調は回復しました」

 ――自国開催でのレースを終えて感じたもの

 「JAPANチームを応援しに来たこんなに多くの観客の方々前で、世界陸上という大舞台を歩くことができたことは本当に幸せな時間でした。競歩に人生を捧げてきて良かったと心の底から思いました。

 先頭集団で金メダル争いをしていた時も、終盤失速をして歩みを止めそうになってしまった時も、諦めない大きな原動力をもらいました。声援を送ってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです」

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