大坂なおみ 全米OP決勝逃すも手応え「悲しい気持ちはない」パワーに頼らない、出産前とは異なる形で復活

[ 2025年9月6日 03:00 ]

準決勝でプレーする大坂なおみ(AP)
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 女子シングルス準決勝で、第23シードの大坂なおみ(27=フリー)は第8シードのアマンダ・アニシモバ(24=米国)に7―6、6―7、3―6で逆転負けし、5年ぶり3度目の決勝進出を逃した。ただ、4大大会の4強は23年7月の出産後では最高成績で、復活を印象付けた。また車いす部門は男子シングルスの小田凱人(19=東海理化)、女子シングルスの上地結衣(31=三井住友銀行)がともに準決勝進出を決めた。

 試合時間は2時間56分。日付をまたいだ激闘を終えた大坂は、直後こそ敗戦に表情を曇らせたが、会見では柔らかな笑みを浮かべた。「悲しい気持ちはない。全て出し切った」。史上4人目となる、母としての4大大会女子シングルス制覇はお預けとなったが、全盛期に勝るとも劣らない、戦いぶりを見せた。

 第1セットはタイブレークの末に先取し、第2セットは逆にタイブレークで落とした。心身ともにすり減る消耗戦。第3セットはふくらはぎを気にする場面も見られ、1―1で迎えた第3ゲーム以降は相手のリターンを追いかける粘りもなくなったが、「ここまで勝ち上がって痛みを感じない方が不自然。トップレベルで戦う代償」と自身を慰めた。

 4大大会の準々決勝以降で敗れたのは初めてで、8強入りした場合の不敗神話は5大会目で途切れた。だがパワーに頼らないテニスで、出産前とは異なる形で復活を遂げた。「自分にとって刺激になった。腹を立てたり、落ち込んだりすることはない。またこの舞台に戻ってきて、学んだことを生かしたい」と視線を移した。

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