【男子ゴルフ】石塚祥利 首位キープで史上最大の下克上Vへ王手「最初は手が震えるくらい緊張した」

[ 2025年8月31日 04:25 ]

男子ゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ第3日 ( 2025年8月30日    福岡県・芥屋GC=パー72 )

<Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント2025第3日>4番、ティーショットを放つ石塚祥利(撮影・会津 智海)
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 主催者推薦で今季レギュラーツアー初出場の石塚祥利(22=芥屋GC)が6バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの71の通算14アンダーで首位を守り、史上最大の下克上Vへ王手をかけた。QT(予選会)ランク323位で、初優勝となれば、史上最も低い出場資格の選手の優勝となる。ツアーへの自力出場が不可能なQTランクの選手が優勝なら、10年の長嶋茂雄招待セガサミー・カップを制した小山内護(QT104位)以来2人目となる。

 初めての最終組は緊張でいっぱいだった。石塚は3番パー3で第1打をグリーン奥のカート道に入れ、ダブルボギーが先行。5番でこの日初めてのバーディーを奪うと、「最初は手が震えるくらい緊張したけど、気持ちがリセットされた」と落ち着いた。

 石塚は右利きだが、パットは左打ちだ。中学2年でイップスに陥った。右で打ち続けていたが、高校3年の試合中に1メートルのパットを外し、手が震えて動かなくなった。「1メートルの距離から3パット連発。これは無理だな」と残っていた後半のラウンドは急きょ左打ちに変更。「線を合わせると結構いい感じに打てる」と苦肉の策がハマり、左打ち歴はもう5年目になった。

 単独首位で終えた前日は「疲れ方もちょっと違う」と午後6時に帰宅後、爆睡したという。下部ツアーも自力出場が難しいQTランクの選手が勝つのは異例。「まずトップ10を目標にしながら、優勝も意識していきたい」。地元で最高の勝利を飾る。

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