【世界水泳】18歳・成田実生 自己ベストで銀 女子400個メ大橋以来4大会ぶりメダル

[ 2025年8月4日 04:40 ]

水泳世界選手権最終日 ( 2025年8月3日    シンガポール )

女子400メートル個人メドレーで銀メダルを獲得した成田実生(右)。中央は金メダルのサマー・マッキントッシュ
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 競泳の女子400メートル個人メドレー決勝で、成田実生(18=ルネサンス金町)が4分33秒26の自己ベストで銀メダルを獲得した。同種目での日本勢メダルは19年大会で3位に入った大橋悠依以来、4大会ぶり。男子400メートル個人メドレーでも24年パリ五輪銀メダルの松下知之(20=東洋大)が2位に入り、競泳日本はメダル4個で大会を終えた。飛び込みの男子高飛び込み決勝に出場したパリ五輪銀メダルの玉井陸斗(18=滋賀・立命館ク)は6位だった。

 競泳日本勢屈指の泣き虫が、シンガポールで最高の笑顔を輝かせた。今大会の個人最終種目だった女子400メートル個人メドレー決勝。前半200メートルは7番手と出遅れた成田だが、後半から猛追。徐々にメダル圏内との差を詰めると、300メートルは3番手でターンし、最後はフォレスター(オーストラリア)と同着で銀メダルを2人で分け合った。

 「凄くうれしい。見ている側はハラハラする展開だったと思うが、自分の思うままに泳げた」

 昨年、所属クラブがルネサンスの傘下に入り、高校の先輩でもある池江璃花子と一緒に合宿を行う機会が増えた。「目標であり憧れ。偶然だけど、凄くいいことがいっぱいある」。取り組む種目は異なるものの、さまざまな助言ももらい成長。3月の選考会では池江が持っていた高校記録を8年ぶりに更新し、今回は世界選手権で先輩も手にしたことがないメダル獲得で恩に報いた。

 代表合宿では厳しい練習に付いていけず、突然泣き出すこともある。それでも6月に平井伯昌コーチの指導するグループに交じって参加した高地合宿では、松下や西川ら男子に負けじとハードなメニューを消化。同コーチも「成田さん、結構いいです。泣いた回数は今までで最少」と手応えを示していた中、努力の跡を結果で残した。

 ◇成田 実生(なりた・みお)2006年(平18)12月18日生まれ、東京都出身の18歳。生後7カ月でベビースイミングを開始。22年世界ジュニア選手権の個人メドレー2種目などで3冠を達成し、23年に日本選手権で個人メドレー2冠。同年世界選手権は400メートル個人メドレーで8位、24年パリ五輪は6位。明大1年。1メートル62、48キロ。

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