一ノ瀬優希が首位浮上 11年ぶり頂点見えた 下部とレギュラーツアーの“2週連続優勝”なら初の快挙

[ 2025年7月27日 04:38 ]

女子ゴルフツアー 大東建託いい部屋ネット・レディース第3日 ( 2025年7月26日    福岡県 ザ・クイーンズヒルGC=6503ヤード、パー72 )

9番、チップインでバーディーを決める一ノ瀬優希。左はキャディーを務める夫でプロゴルファーの谷口拓也(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 3打差の12位から出た一ノ瀬優希(36=フリー)が1イーグル、3バーディーの67で回り、通算11アンダーで内田ことこ(22=加賀電子)と並ぶ首位に立った。4月に産休から復帰したばかりで史上7人目の「ママさんV」を狙う。前週は下部ツアーで優勝しておりレギュラーツアーとの“2週連続優勝”となれば史上初。11年84日ぶりのツアー4勝目となれば史上2番目のブランクVとなる。

 好調ぶりを物語るショットが飛び出した。6番パー5。残り211ヤードから7Wで放った第2打はピンに向かった。アルバトロスになりそうだった一打は奥2メートルに止まり会心のイーグル。一ノ瀬は「最初の方は我慢のゴルフが続いた。我慢してたらいいことがあるかなと思っていたらイーグルが取れた。それで波に乗れた」と白い歯を見せた。

 19年に結婚した男子ツアー2勝の谷口拓也(45)がキャディーを務める。グリーン上のラインの読みは夫に任せて「私はそのまま打つ。ライン読みがいいのでうまく入っている」と二人三脚で快進撃を続けている。

 昨年5月に第2子の長男を出産し、今年4月に産休から復帰。子供を抱っこする日常生活で上半身が鍛えられ飛距離も伸びた。「産む前だったら(パー5で)2オンを狙ったりとか考えてなかった」。子育てはゴルフの進化にもつながった。

 前週、下部ツアーあおもりレディースで優勝し「ショットがピンを狙えるようになった」と話す。今大会は出場資格がなかったが、欠場者が出て繰り上がり出場。現地ウエーティングからの下克上Vとなれば史上3人目。下部とレギュラーツアーの“2週連続優勝”なら初の快挙。11年84日ぶりの優勝となれば史上2番目のブランクV。史上7人目のママさんVも懸かる。

 猛暑のため体調次第になるが、最終日は2人の子供が応援に駆けつけるかもしれない。「いい位置にいるので、自分のゴルフを徹底したい」。家族の支えを力に記録ずくめの4勝目を目指す。

 ○…レギュラーツアーと下部ツアーの同一年優勝は01年のジュリー呂(台湾)、14年の鈴木愛、22年の川崎春花、23年の小滝水音の4例。22年の川崎は8月の下部ツアー山陰ご縁むす美レディース、9月のツアー日本女子プロ選手権を出場2戦連続で制したが、この時は間に1週を挟んでいた。2週連続で達成すれば史上初となる。

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年7月27日のニュース