琴勝峰が本割で初V決めた 佐渡ケ嶽部屋から大関・琴桜以来10人目、埼玉栄出身では5人目

[ 2025年7月27日 16:51 ]

大相撲名古屋場所千秋楽 ( 2025年7月27日    IGアリーナ )

<大相撲名古屋場所千秋楽>安青錦(右)を突き落としで下し、優勝を決める琴勝峰(撮影・椎名 航)
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 大相撲名古屋場所は27日、新会場のIGアリーナで千秋楽の取り組みが行われ、東前頭15枚目の琴勝峰(25=佐渡ケ嶽部屋)が東前頭筆頭の安青錦(21=安治川部屋)を破り13勝2敗とし、入門から46場所目での初優勝を飾った。

 立ち合いは踏み込んで左右2本とも、のぞかせた。安青錦は深い前傾で右前まわしにさわったものの、つかめない。琴勝峰は相手の腰が引けた体勢を見極め、冷静に左から突き落とした。

 1メートル90、167キロの恵まれた体格で20年7月場所で新入幕。次の秋場所で2桁10勝を挙げるなど勢いがあり、翌21年初場所で自己最高位の東前頭3枚目まで番付を上げた。その後、三役には届いていないものの、東前頭13枚目だった23年初場所は終盤まで優勝を争った。弟の琴栄峰が今場所新入幕。これも発奮材料に存在感を示した。

 平幕優勝は24年春場所の尊富士以来38人目。佐渡ケ嶽部屋所属力士としては現大関の琴桜以来10人目。ほかに琴桜(元横綱、5度)長谷川、琴風(2度)、琴富士、琴錦(2度)、琴光喜、琴欧洲、琴奨菊が優勝している。また、埼玉栄高出身力士では豪栄道、貴景勝、大栄翔、琴桜に次いで5人目。

 ◇琴勝峰 吉成(ことしょうほう・よしなり)
 ☆本名 手計富士紀(てばかり・としき)
 ☆生まれ 1999(平11)8月26日生まれ、千葉県柏市出身の25歳。
 ☆サイズ 1メートル90、167キロ
 ☆相撲歴 4歳から柏市相撲スポーツ少年団で始め、中3で全国都道府県中学生大会優勝。隆の勝、大翔鵬、琴桜らはチームメート。埼玉栄高では王鵬、栃大海らと同期。
 ☆初土俵 佐渡ケ嶽部屋に入門。2017年九州場所で琴手計のしこ名で。
 ☆新十両 2019年九州場所。しこ名を琴勝峰に改める。
 ☆新入幕 2020年7月場所。
 ☆優勝争い 23年初場所は14日目を終えて11勝3敗。平幕力士として初めて千秋楽相星決戦に臨むが埼玉栄高の先輩に当たる大関・貴景勝に敗れる。
 ☆三賞 敢闘賞1回。
 ☆得意 右四つ、突き押し。
 ☆愛称 テバ。
 ☆家族 2023年6月に結婚。同年10月に長男誕生。
 ☆両親 柏市内で居酒屋「達磨」を営む。父はボディービルダー。
 ☆趣味 漫画。
 ☆兄弟 弟は今場所新入幕の琴栄峰。

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